Q.自然素材住宅とは?
「念願のマイホームを手に入れたけれど、なんだか体調が思わしくない…」。いわゆるシックハウス症候群は、建材に使われる塗料や接着剤に含まれるホルムアルデヒドなどの有機溶剤、木材に塗布される防腐剤などの化学物質が原因で起こるといわれます。このため、新築の住宅には24時間換気システムを設置することが義務づけられています。つまり、24時間換気をしていないと、健康を害するおそれがあるということ。残念ながら、現代の生活においては、すべての原因物質を取り除くことはできません。しかし、防腐剤不使用の木材を使ったり、化学物質を吸収・分解するはたらきのある漆喰や珪藻土などを使ったりすることで、その害を限りなく少なくしていくことが可能です。 また、自然由来の素材は、人に対してやさしいだけでなく、自然と調和し、環境を汚すこともありません。 選りすぐりの材料を使い、見た目や機能性にも優れ、心と体を癒してくれる住宅こそが、本物の「自然素材の家」と言えるのではないでしょうか人工的なモノで造られた家は、どこか不自然・・・
- 木は、自然が生み出した天然の素材。 ・紫外線の呼吸率が高く目に優しい。 ・木の床は適度な弾力があり、衝撃を吸収するので膝を痛めない。 ・さらに感触が良く断熱性が高いので肌触りが良い など、木はたくさんの特質を持っています。
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- 家を建てる土地にもこだわるために、しっかりとした情報収集が大事です。そこで、不動産の営業マンが教えない、不動産業界の裏側を特別に大公開しましょう!
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- 家族の健康や心地よい暮らしのためにも、 安全で安心な素材を選びたいですね。
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- 「地産地消」という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。地産地消とは、その地域でつくられた農産物などを、その地域で消費することです。これにより、輸送費用を抑えられえるだけでなく、食材や食文化への理解を深め、地域経済の活性化にもつながるという考え方です
- これは、木材にもあてはまることです。日本には日本独特の気候があり、山には日本ならではの木が茂っています。つまり、国産材を使って家を建てるということは、日本の気候に合った木で家を建てるということ。雨が多い日本では、湿気に強い国産材を使うのがもっとも理にかなっているのです。もちろん、輸送費は安く、輸送にかかる時間も少なくてすむので、シックハウスの原因となる防虫剤や防腐剤を使う必要もありません。
Q.自然素材にはどんなものがある?
自然素材の家」の中心となるのは、やっぱり木材。土台や柱などの構造部分はもちろん、床や壁などに無垢材を使うことで、独特のやさしい風合いが生まれます。 壁には、貝殻や海藻の化石に海藻糊などを加えてつくった漆喰や珪藻土が使われることも少なくありません。調湿効果、CO2吸収効果、ホルムアルデヒドの吸収・分解といったはたらきがあるほか、見た目にもやさしくあたたかみがあるのが特徴です。また、天然鉱石や天然粘土を使った塗り壁、珊瑚を使った塗り壁、コットンや麻、絹などの自然素材から生まれた壁紙など、その効果もさることながら、個性的な演出ができるのも魅力です。ホルムアルデヒドなどの化学物質を含む接着剤は、自然由来のものに変えれば安心です。たとえば、食物や膠を原料とした接着剤などです。
Q.国産材を使うメリット?